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進化するプラスチック成形製品

 現代社会の中でなくてはならない存在、プラスチック。
皆さんの生活の中でも、あらゆるシーンで使われています。 例えばスマホ。もし仮にガラスのディスプレイ、金属のボディであっても、その中身にはプラスチック部品が多く使われています。 一番の特徴は、どんな形にもすることができることです。型があれば同じ物を沢山作ることも可能であり、色や素材も変えることができます。

   プラスチック製造が工業化されたのは19世紀後半。それ以来、金属、木材、象牙では造形上や性質上の問題で不可能だった限界を、やすやすと超えてきました。 そして技術革新により新たな樹脂が開発され、使用するシーンにより様々な特徴を持つプラスチックが使われるようになりました。 例えば昔は自動車のバンパーも金属が使われていましたが、現在では固く耐候性の高い(雨風に強い)プラスチックが使用されています。 あるいは軽く割れることのない注射器はガラスに取って代わりましたが、これには耐薬性の高い樹脂が使用されています。 使用される環境によっては高い耐熱性が求められるものもあります。 このように以前では考えられなかった分野にも進出してきており、今では科学技術の発展はプラスチックの存在を抜きにしては考えられません。 今や、あらゆる場所で社会を支えると同時に、科学技術を牽引する存在にすらなっているのです。

   弊社は、最も難しいとされている精密で超小型の製品の成形加工を得意とし、さらなる技術開発、高品質化にチャレンジしています。 高品質な製品を安定的に生産すること、技術革新によりプラスチックの無限の可能性を追究していくことこそが、私たちベルテックスの使命なのです。

ベルテックスが手掛けるプラスチック成形製品

原料「ペレット」

プラスチック成形製品の素材となる「ペレット」です。耐久性や耐薬性に優れているなど様々な性質のペレットが存在します。多様な製品用途に応じて適切なペレットを選択し、熱(数百℃)で溶融し金型に流し込んで成形します。

精密な構造をしている金型

ベルテックスは品質の高い超小型のプラスチック製品を得意とするため、金型の精度は非常に高いものです。金型は、とても大きな金属の塊のようにみえますが、その中には多数(数十から数百個)のパーツが寸分の狂いもなくセットされています。

成形

プラスチック成形製品を生みだす射出成形機です。金型をセットし、溶かしたペレットを流し込みます。一瞬で固まり、製品となります。

万能部品「プラスチック成形製品」

皆さんが使っているスマートフォンやパソコン、車の部品や医療品などでベルテックスがつくるプラスチック成形製品が活躍しています。あまり目に触れる部分ではありませんが、とても重要な役割を担っています。